必殺必中仕事屋稼業 売られて勝負
ある夜、半兵衛（緒形拳）の蕎麦屋に、若い女の強盗が入る。
その女はおゆみという、ある大店の娘だったのだが、おゆみは好きな男の為、親の決めた縁談から逃げて勘当状態だった。
半兵衛は留守で女房のお春（中尾ミエ）だけがいたのだが、おゆみの強盗は失敗する。
おゆみはその一緒に暮らしている男の借金を返す為、思い余って強盗に入ったのだった。
お春は、おゆみが気になって半兵衛が関わっているとも知らず、仕事屋におゆみを探す依頼をした。
半兵衛がおゆみの事を調べていくと、おゆみの相手はイカサマ博打を専門にする仙次という男で、おゆみはただ、金づるにされているだけだった。
仙次の為におゆみは売春までしていた。
おゆみの身の上に肩入れし始めた半兵衛は、何とかおゆみを救うことを考え始めた。
しかし、おゆみは百両と言う借金のカタになってしまう。
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