武器人間
オランダ/アメリカ。2013年公開。
ナチスドイツを題材にした、異色のアクションホラー。旧ソ連軍が隠し持っていたフィルムを公開するというスタイルのもと、ナチスドイツによる機械と死体を融合させた武器人間製造計画の行方を追い掛ける。メガホンを取るのは、CMディレクターとして活躍する一方で『WHO AM I?』『ブラックブック』などにスタッフとして参加していた経歴を持つオランダ出身の新鋭リチャード・ラーフォースト。目にした者に鮮烈な印象を与える武器人間たちの異様なデザインもさることながら、リアル志向に徹したアクションも見どころだ。
ナチスドイツとソ連が激闘を繰り広げている第2次世界大戦の東部戦線。ある任務を下されたソ連偵察部隊は、ナチスドイツの占領地域へと潜入する。やがて、彼らは古びた教会で大虐殺が行われた形跡を目の当たりにする。さらに教会を調べる彼らは、その地下に迷路のように張り巡らされた通路と研究室を見つけ出す。そこでは、フランケンシュタイン博士の末裔(まつえい)が不死身の武器人間を創造しようと、死体と機械をミックスするという禁断の行為に手を染めていた。
カレル・ローデン
【映画】 【動画】 【洋画】 【邦画】 【ドラマ】
映画→ 動画→ 洋画→ 邦画