コードギアス 亡国のアキト 第2章「引き裂かれし翼竜」
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第1章より1ヶ月後、ユーロ・ブリタニア軍ではマンフレディの自殺により、シンが聖ミカエル騎士団の新団長へと選出される。一方「wZERO」は、スマイラス将軍誘拐未遂により拘束・入隊させたリョウ、成瀬ユキヤ、香坂アヤノに、アキトを加えた4人による戦闘部隊「ワイバァン隊」を結成するも、リョウ達の不信感は拭えないままであった。
実際に「wZERO」には、ロケットにより成層圏からブリタニア軍背後に回り込み、E.U.のワルシャワ駐屯軍本隊を援護するというまたも無謀な作戦が強要されていた。その頃、リョウ達は脱走を試みるも、レイラが自身も危険な戦場に立つことを宣言し一旦は収束する。そしてロケットが発射され、「ワイバァン隊」4機、レイラ機、レイラが展開する無人機15機による部隊は、目的地への着陸に成功する。しかしリョウ達の再度の反乱や、聖ミカエル騎士団の騎士・アシュレイ・アシュラ率いるアシュラ隊の急襲によりアキトらは敵地で窮地に陥る。
しかし、そんな中アキトが「ブレインレイド」を発動させ、アシュラ隊を単機で翻弄すると共に、「ワイバァン隊」の3人を彼らに埋め込まれたニューロデバイスを通して精神的に従属させ、3人を操りながら戦況を優位に進めていく。しかしアシュレイをあと一歩のところまで追い詰めたとき、アキトはシンの気配を感じ取り動きを止めてしまう。同じくアキトの気配を感じ取ったシンはアキトのもとへと赴き、アキトの乗るアレクサンダの動きを四肢を切断することにより無効化。それによりブレインレイドから解放されたリョウ達はその切り替えに対応できず、乗機を次々と撃破されてしまう。脱出したリョウや一人無事でいたレイラは、アキトとシンが邂逅している場面に遭遇、彼らが幼少時に袂を分かった実の兄弟であることを知る。シンはアキトを自分の陣営に組み込もうとするが、レイラやリョウの妨害により失敗。彼は撤退していく。アキト達の働きにより「ワイバァン隊」はレイラの決意通り死者を出すことなく任務を達成するが、その後の敵軍の反抗でせっかく奪った領地は取り戻されてしまった。
一方、ユーロ・ブリタニア軍には、ブリタニア本国から護衛の枢木スザクと共に、ルルーシュに瓜二つの軍師・ジュリアス・キングスレイが派遣されていた。
入野自由
坂本真綾
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