明日に向って撃て!
西部で名を馳せた荒くれ者ブッチとサンダンスは列車強盗を繰り返し、ついに最強の刺客を鉄道会社から派遣されてしまう。はじめはなんとか逃げ切ることに成功する二人だったが、刺客たちは追撃をやめることはなく、ひたすら彼らへと猛追してくる。二人は巨大な滝まで追いつめられ、逃げ場を失ってしまう。ブッチは一か八かで滝つぼに飛び込もうとサンダンスに提案するが、サンダンスはかたくなに拒否し続ける。サンダンスは泳ぐことができなかったのだ。大笑いをする二人だったが、ついに意を決して飛び込んだ。命からがら逃げのびた二人は、サンダンスの恋人エッタとともに南米ボリビアへと逃亡するが・・・
ブッチ・キャシディ ポール・ニューマン 近藤洋介 羽佐間道夫 川合伸旺
サンダンス・キッド ロバート・レッドフォード 久富惟晴 広川太一郎 野沢那智
エッタ・プレース キャサリン・ロス 二宮さよ子 鈴木弘子
パーシー・ガリス ストローザー・マーティン 滝口順平
ブレッドソー保安官 ジェフ・コーリー 大木民夫
ウッドコック ジョージ・ファース 青野武
アグネス クロリス・リーチマン 弥永和子
メイコン ドネリー・ローズ
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イントレランス
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1916年製作・公開のモノクロ、サイレント映画のアメリカ合衆国の映画である。
いつの時代もイントレランス(不寛容)が世を覆っていたことを描き、人間の心の狭さを糾弾した。「映画の父」と呼ばれるD・W・グリフィス監督による、『國民の創生』と並び称される代表作にして映画史に残る大作。
社会の不寛容のため、青年が無実の罪で死刑宣告を受ける製作当時のアメリカ、不寛容なファリサイ派のために起こったキリストの受難、イシュタル信仰興隆に不寛容なベル教神官の裏切りでペルシャに滅ぼされるバビロン、ユグノーに対し不寛容な宗教政策によるフランスのサン・バルテルミの虐殺の四時代を並列的に描いており、最後に四時代は結集し、寛容を説く構成となっている。
バビロンのセットは当時としては破格の資金が費やされたが、四つの物語が同時並行的に進行する難解な作品であったことや、グリフィス一座の看板女優であったリリアン・ギッシュが表面的にはフィーチャーされていない扱いであったことなどからアメリカ国内では興行的には大失敗をし(リリアン・ギッシュの自伝によれば、最終制作費は190万ドルに達したとされるが、正確な制作費は不明)、壮大なバビロンのセットを解体する費用さえもまかなうことができず、このセットは数年の間廃墟のように残っていたと言う。しかし、歴史劇の伝統があるヨーロッパにおいては高い評価を得て商業的にもある程度成功した。現在では『國民の創生』と並び、グリフィスの代表作であると同時に、映画史に燦然と輝く名作として評価が確定している。
なお、本作においてリリアン・ギッシュは四つの物語には登場せず、ゆりかごで眠る赤ん坊を見詰める女性として、物語の間をつなぐような慎ましやかなシーンにのみ登場しているが、この役柄が聖母マリアを象徴していることからもわかる通り、グリフィス自身はギッシュこそが本作の真の主役だと認識していたと言われる。
日本では、1919年(大正8年)3月、小林喜三郎が当時桁外れに高額な入場料である「10円」で興行を打ち、大ヒットする。日本では4つの平行モンタージュをバラバラにつなぎ合わせている。この編集を行ったのは岩藤思雪である。小林は同興行で得た資金で、同年12月に国際活映を設立した。
リリアン・ギッシュ
メイ・マーシュ
コンスタンス・タルマッジ
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トム・ソーヤーの大冒険
荒野の七人
黒澤明監督の日本映画『七人の侍』(1954年)の舞台をアメリカに移して描いたリメイク映画である。
毎年刈り入れの時期になると、カルヴェラ(イーライ・ウォラック)率いる盗賊に作物を奪われ、生活が追いやられていたメキシコの寒村イストラカンの村人が、盗賊を追い払うために七人の凄腕ガンマンを雇い、壮絶な戦いに挑む。
クリス…ユル・ブリンナー(小林 修)
ヴィン…スティーブ・マックィーン(内海賢二)
オライリー…チャールズ・ブロンソン(大塚周夫)
ブリット…ジェームズ・コバーン(小林清志)
チコ…ホルスト・ブーフホルツ(井上真樹夫)
リー…ロバート・ヴォーン(矢島正明)
ハリー…ブラッド・デクスター(森山周一郎)
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